〜楽器と健康ケア〜脳科学の視点

題材は音楽に関連しながら音楽だけにとどまりませ ん。
健康への視点こそ本書の醍醐味です。その一例が‥

●「脳と楽器練習法」by池谷裕司

音楽は脳にどのように作用するのか。記憶と暗譜の関係を堀り下げることにより、効果的な練習方法、暗譜方法があるのでは? 気鋭の脳科学者池谷裕司氏に、脳の働きと音楽、楽器演奏の関係について、脳科学の立場から語ります。

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●「音楽と脳」by福井一

音楽療法」の指針と積極的活用方法の紹介です。高齢者には性ホルモンの安定につながり、認知機能低下、アルツハイマー病発症率を下げる……これは2006年に奈良教育大学・福井一教授による研究成果として発表されました(参考文献:「音楽の生存価」福井一・音楽生理学)。生活の中に音楽を取り入れ「聴 く」から「参加する」音楽を推進します。

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●「アンドーバーてき練習法」

アメリカ生まれで、スポーツを含む身体表現全般の身体コントロールの 実践的な考え方であるアンドーバーテクニークを、楽 器演奏、ギター演奏フォームに応用したエクササイズ。 …………………………………2p